ツアープロは何を望み、どんなクラブを求めているのか

人気ブロガー「たけ」さんと「ゆきぼー」さんが、話を聞いたのは、ロイヤルコレクションのクラブ開発担当でもあり、現場でツアープロのクラブフィッティングも行なっているという赤穂勇介氏。気になるのは、プロたちがなぜロイヤルコレクションのクラブを武器にしているかという部分だが・・・
ツアープロの声に耳を傾けることからクラブが誕生していく
- たけさん「ドライビングレンジで、プロたちのキャディバッグをのぞいて驚きました。ロイコレのクラブをバッグに入れているプロが多いんですね」
- 赤穂氏「ありがとうございます。自分で言うのも何ですが、それだけ選手のニーズに応えられる機能を備えている証明だと思っています」
- たけさん「ニーズに応えるためには、どんな努力をされているんですか?」
- 赤穂氏「努力というより、選手がどんなクラブを求めているか・・・ロイヤルコレクションのクラブづくり自体がここからスタートしているんですよ。プロの声に耳を傾け、プロが使いやすい、実戦に役立つクラブを現場から作り出していく。今回、多くのプロに選んでいただいた「New TRC」もそのひとつなんです」
- ゆきぼーさん「ツアープロが求めるクラブというと、僕たちアマチュアが使うには少し難しいかな、という印象を持つんですけど」
- 赤穂氏「ツアープロの注文は細かくて、厳しいです。でも、だからといって、それがアマチュアが使うには難しすぎるクラブになるということはないんです」
- たけさん「でも、僕らの中にはツアープロが使うクラブというと、アマチュアは打てないイメージがあります」
- 赤穂氏「実は、ツアープロほど、やさしいクラブを求めているんです。よりシンプルに考え、自分のイメージ通りの球が打てる・・・そんなやさしさをプロたちは求めているんです」
「プロ用=アマチュアが使うには難しいクラブ」ではない
- ゆきぼーさん「そういったプロの要求を満たして、彼らに支給されるクラブは「プロトタイプ」と呼ばれていますけど、それを一般向けに市販する場合は、さらにやさしく手直しして発売するんですか?」
- 赤穂氏「ツアープロの要求に応えてそれを“形”にしますよね。それをプロに打ってもらいながら、修正を重ねていきます。その繰り返しからクラブが誕生するんです。でも、プロのために作ったクラブだからといって、決して難しいクラブではないので、さらにやさしく手直しをするということはないですね。今回の「New TRC」もそうです。ツアープロの求める機能を追求して、プロの中で磨かれて完成させていく・・そういった過程を経て誕生したものですから、市販されるときにさらに手を加えるということはありません」
- ゆきぼーさん「ということは、僕たちが手にするクラブもプロたちが使っているものと変わらないってことですね」
- たけさん「プロが使っているのと同様のクラブでコースをラウンドできるのって、なんかワクワクしますね」
ショートウッド専用の「Tour AD SF」シャフトが威力を発揮する

ツアープロのニーズに応えたクラブづくりについて、納得のお二人だったが・・・「プロたちはシャフト選びにも慎重なんですよ」というGDO担当者の声にブロガーの好奇心が動いた。
ロイヤルコレクションの「New TRC」には、グラファイトデザイン社のショートウッド専用の「Tour AD SF」が装着されているというので、「ぜひ、シャフト担当者の話も聞きたい」と、今度はツアープロのクラブメンテナンスを行なっているツアーバンへ。そこで、プロたちにシャフトを供給しているグラファイトデザイン社の高橋昌也氏にインタビュー。
- たけさん「この「New TRC」に装着されている「Tour AD SF」というのは、どんなシャフトですか?」
- 高橋氏「グラファイトデザインが新しく開発したシャフトです。今までユーティリティといえばアイアン系のシャフトがほとんどで、「New TRC」のようなヘッドに装着できるウッド系のカーボンシャフトがなかったからなんです。今回の「SF」は新たにショートウッド用に開発したものなんです」
- たけさん「これほど、多くの人がショートウッドを使っているのに、なかったんですか?」
- 高橋氏「そうなんです。今まではドライバーや3W用のシャフトをカットして使っていたんですよ。でも、それではカットした分、重量が出ないという欠点がありました。そこで、今回開発した「Tour AD SF」というシャフトはショートウッド専用で、しっかり重量も出せるように設計したんです」
- たけさん「重量があると何が変わってくるんですか?」
- 高橋氏「シャフトの重量がないと、弾道の強さが出せないんですよ。重量を持たせながら、ショートウッドのヘッド特性が活かせるように、できる限り癖がないように仕上げました。そのマッチング効果もあって、高く強い弾道で飛ばせる・・・「New TRC」の求める性能を十分に引き出せたと思っています」
- ゆきぼーさん「じゃあ、このシャフトは今までにない全く新しいカテゴリーのシャフトになっているんですね」
高橋氏「これまでのシャフトにはない打ちやすさを引き出してくれると思いますよ」
- ゆきぼーさん「ぜひ、今度、打ってみたいですね」
ツアープロ好みの“顔”を持ち、大きな飛びを実現した「S.F.I」アイアン

ロイヤルコレクションは、今秋、「New TRC」とともに「S.F.Iフォージドアイアン」を発売する。その開発担当も赤穂氏なのだが、「New TRC」の話を聞きながらも、新しいアイアンを目ざとく発見したブロガーさん。さっそく、このクラブについても興味津々で、赤穂氏に質問開始。
- たけさん「このアイアンは何ですか?」
- 赤穂氏「今年の秋に発売する「New S.F.I」です。プロが使うアイアンではないんですが」
- ゆきぼーさん「プロが使うものとの違いはなんですか?」
- 赤穂氏「基本的には変わりませんよ。ただ「New S.F.I」はフェースにバネ鋼を使用しているために、ツアープロにとっては弾きが良すぎるんです。プロたちは軟鉄鍛造の吸い付くような打感を求めますし、それと、彼らには飛距離が出すぎてしまうために、かえって攻めにくくなってしまう可能性も出てくるんです。でも、アマチュアにとっては、今までよりも1番手、2番手短いアイアンで同じ距離を打てるのは大きな魅力ですよね。そういった意味で、プロ用というカテゴリーではなく、アマチュアのみなさんが満足できるモデルだと思っています」
- たけさん「じゃあ、これはアマチュアのことだけを考えて作ったクラブなんですか?」
- 赤穂氏「決してそうではありませんよ。ヘッド形状やアドレス時の構えやすさはやはり、ツアープロの声を元に磨いてきたものです」
- ゆきぼーさん「どういう要望が多いんですか?」
- 赤穂氏「まずアドレスしたとき、目標に対してスクエアに構えやすいこと。ソールしたとき、フェースが左を向いてしまったり、トップラインからバックフェースがはみ出して見えるものは絶対にプロからNGになります。この「New S.F.I」は、深いポケットキャビティを設計に採用していますが、座りも良くフェースもスクエアになり、アドレスのときにバックフェースが見えない工夫もしています。クラブのやさしさだけでなく、見た目のカッコよさにもこだわって作っています」
- たけさん「確かに形状は上級者好みな感じがします」
- 赤穂氏「そうですね。でも実際に打ってみていただくと、その飛びとやさしさは実感いただけるんじゃないかな?1発打っただけで、その良さを体感いただけると思いますよ」
- たけさん「「New TRC」も「New S.F.I」も早く打ってみたいですね(笑)」
- ゆきぼーさん「本当ですね。今度は試打インプレッションをブログにアップしたいですよ」

- ツアーの中で磨かれ、ツアーの中で育ったロイヤルコレクションのギア。プロたちが求める美しいフォルムとともに、その打ちやすさ、高い機能性が彼らを満足させている・・・だからこそ、多くのプロたちがロイヤルコレクションのクラブをバッグに入れているのだと、実感したというブロガーのお二人。そして、その性能の高さはアマチュアたちのニーズも満足させてくれる・・・はずと、次はクラブ試打への興味が大きく膨らんだようだ。

【POINT1】
入る・滑る・抜ける
「新ツイン・レール・キャビティ」により、ヘッドの「入り」「抜け」をさらにアップ。芝の薄いライやラフでもボールを的確にとらえ、クラブがスムーズに振り抜ける。またソールのトゥ、ヒールそして後方に丸味をもたせ、難しいライでも引っかかりがなくヘッドが滑るように走る。
【POINT2】
自然に構えられるヘッド形状
フェアウェイウッドに近い形状で、プロ・上級者が違和感なく使えるヘッドサイズ。フェアウェイウッドとアイアンの間を自然な流れで埋められる。ユーティリティの形状が苦手、弾道が合わないという人にもおススメ。
【POINT3】
ラインが出しやすく、方向性と距離が安定
一般的なフェアウェイウッドよりも約1インチ短いシャフト長。ラインが出しやすく、方向性と距離が安定。また、ボールが上がりやすいウッド系のシャフトを採用。グラファイトデザイン社のショートウッド専用のTour AD SFも用意されている。 |


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【POINT1】
強く安定した弾道
トウ、ヒール、センターに重量配分し、打感を損ねることなく強い弾道が生まれる。また、ポケットキャビティによる低く深い重心設定により広いスウィートエリアを実現。ボールは上がりやすく、弾道の高さを安定させる。
【POINT2】
難しいライからも的確にボールをとらえる
リーディングエッジとトレーディングエッジを面取りし、バウンスを設定。どんなライからでもボールを的確にヒット。
【POINT3】
驚きの飛び
フェースに強靭で粘り強い特性を持つ特殊バネ鋼を採用。ボール初速をアップさせ、飛距離が驚くほど伸びる。また、フェース厚2mmと薄く、余剰重量を最適重心位置に配分。打ちやすさも同時に実現した。 |


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GDOブロガー たけさん/40歳/ハンディ18
トーナメントの裏側ではいろいろな人が、ツアーを支えているということを知りましたね。ロイヤルコレクションの人たちも、ツアープロのリクエストで細かな点までクラブに手を加え、戦えるクラブに仕上げていく。そのノウハウが市販のクラブに生かされていることを実感しました。
▼たけさんの取材ブログ記事はこちら
【潜入レポ-UBSツアー選手権 1】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/take1/daily/200906/04
【潜入レポ-UBSツアー選手権 2】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/take1/daily/200906/05
【潜入レポ-UBSツアー選手権 3】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/take1/daily/200906/08
【潜入レポ-UBSツアー選手権 4】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/take1/daily/200906/09
【潜入レポ-UBSツアー選手権 5】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/take1/daily/200906/10
GDOブロガー ゆきぼーさん/40歳/ハンディ10
ヘッドのデザインからシャフトまで、最前線で活躍している人たちの話を聞いて、大いに参考になりました。プロの求める打ちやすいクラブとは? 強いボールを打つためには? ツアーの最前線でツアープロに接してる人だからこその話は、興味深かったですね。自分のクラブ選びにもとても役立ちました。
▼たけさんの取材ブログ記事はこちら
【潜入レポ 第1弾! 】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/yuki8885/daily/200906/03
【ロイコレ潜入取材 in日本ゴルフツアー選手権】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/yuki8885/daily/200906/04
【ロイコレ潜入取材・・ヘッド編 】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/yuki8885/daily/200906/05
【ロイコレ潜入取材・・シャフト編】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/yuki8885/daily/200906/08
【ロイコレ潜入取材・・・とっておきの?】
http://blog.golfdigest.co.jp/user/yuki8885/daily/200906/09